試験対策における勉強時間の作り方と使い方
電験3種の試験対策というよりは、資格試験全般の話になりますが、働いている方であれば机に向かって勉強する時間というのは日にせいぜい2時間位だと思います。
ただ、働いていれば残業が続く期間や土日も仕事になるケースも往々にしてあり、机に向かって勉強する時間が取れないこともザラにあるでしょう。
このような状況を加味すると、いかにして机に向かって勉強する時間以外の時間を勉強に充てれるかがポイントになってきます。
一般的には通勤時間を勉強にあてることを例に出されることが多いですが、もう少し掘り下げてどういった時間を勉強に充てることができるか、そしてその充てた勉強時間でどういったことを勉強すればよいかを電タクの実体験をもとにご紹介したいと思いますので一緒に見ていきましょう。
日々の中で絞り出せる勉強時間
日中は仕事をしているという前提で、朝起きてから夜寝るまでの間で勉強にあてることが出来る場面をまとめてみました。
※一応、机に向かって勉強する時間は除いてます。
場面 | 勉強時間 |
---|---|
①:ちょっと早起きして出勤するまでの時間 | 30分 |
②:通勤/帰宅時の電車/バスに乗ってる時間 | 60分 |
③:お昼の休憩時間 | 30分 |
④:就寝前の布団の中 | 10分 |
まぁ、寝る前の時間に関しては、経験上、本を読みだした瞬間落ちしてしまうことが多かったので10分持てばいい方だと思いますが、残りの時間を足せば大体2時間は捻出できる計算になります。
ちなみに電タクの場合は、
①:朝ギリギリまで寝てるので基本無理
③:職場の人に勉強をしてるところを見られるのが何かイヤ
④:本を開くとすぐ寝落ちする
という理由より、②の通勤時間を勉強時間に充てるようにしてました。
で、これだけだと冒頭で述べた一般的な時間の作り方の話で終わってしまいますが、ここからが電タク流のハイレベル(自称)な時間捻出のテクニックを解説していきます。
テクその1:わざと時間のかかる通勤ルートで通う
これは主に電車通勤する場合の話となりますが、快速や急行など比較的目的地に早く着いてしまう電車で通勤している場合は、あえて少し早めに家を出て各駅停車の電車に乗ってしまえば通勤時間そのものを延ばすことが可能となります。
その延びた時間を勉強時間に丸々充てることが出来るので一石二鳥って訳です。
「早起きして勉強するのと一緒じゃん?」
と思わわれるかもしれませんが、早起き学習の場合だとどうしても20~30分で切り上げて家を出る必要がありますが、通勤時間延長学習(勝手に命名)なら途中で切れずにまとまった時間を確保出来るので何かと都合がいいんですよね。
実際に電タクが乗っていた電車で言えば、快速で45分のところを各駅停車で75分とまぁまぁまとまった時間を確保することが出来ました。
あと、末期になってくると「座席に座って勉強したい」と思うようになり、わざわざ確実に座れる駅まで逆行してから電車に乗るといった暴挙に出ておりました(/- -)/
テクその2:まっすぐ家に帰らない
これは何かと言いますと、帰宅途中の電車内での勉強がかはどってしまった場合、家に帰ってからだと風呂→ご飯とインターバルが空いてしまい流れが悪いケースがあります。
そういう場合は、まっすぐ家には帰らずに駅近くの喫茶店にそそくさと入店し、キリがいいところまでやり切るといった行動を取ってました。
ノリまくっている時はコーヒー1杯で3時間近くいたこともあり、店員さんに冷ややかな視線を送られたことも今となってはイイ思い出となってます。
特に電タクの場合は、家で勉強するのが苦手(というよりは家は誘惑が多すぎる)であったため、意図的に外で勉強するようにしてました。
作り出した勉強時間をどう使っていくか?
ご紹介した勉強時間の作り方を駆使すれば、机に向かう時間以外に勉強時間を確保することが可能となりますが、この勉強時間をどのようにすれば効果的に使うことが出来るかという点も重要なポイントとなります。
電験3種の試験対策においては、大別するとインプット(テキスト学習/暗記系)とアウトプット(主に計算問題)に分けることが出来ますが、どの場面でインプット/アウトプットするかを決めておけば効率よく学習を進めることが出来ます。
ちなみに、電タクの場合は以下のような配分で割り当てで学習を進めておりました。
場面 | 学習内容 |
---|---|
通勤電車(行き) | ■インプット学習 ・各科目のテキスト読み込み ・弱点部分の見直し ・公式の確認 ■アウトプット学習 |
通勤電車(帰り) | |
寄り道(喫茶店) | ■アウトプット ・各科目の計算問題中心の学習 ・過去問を通しで実施 |
自宅(机) |
各科目の進み具合や時期に応じて勉強する内容やその配分は変わってきますが、基本的には喫茶店/自宅ではじっくりと腰を据えて取り組む必要がある計算問題中心の学習、通勤時は途中で途切れても支障のない暗記モノ中心の学習といった形で棲み分けをしてました。
※喫茶店に長居してしまったのは計算問題をやっていたのが原因ですね。。
まぁ、自宅で勉強するほうがはかどる方は無理に外で勉強しなくてもイイと思いますので、その辺はケースバイケースで調整してもらえればよいかと思います。
アナタに合った時間の作り方を実践しよう
本記事でご紹介させて頂いたのは、あくまで電タクが行っていた時間捻出の一例となります。
似たような境遇の方はそのままマネしていただければ良いと思いますが、そうでない方は自分自身の生活環境を一度見直してなるべくまとまった時間が取れるような工夫をするようにしましょう!
ちなみに、睡眠時間を削って勉強時間に充てるのもアリですが、私のようなオッサンの場合2,3日ダメージが残ってしまいかえって逆効果になったこともありますので、夜はキチンと寝たほうが良いですよ。
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