電気主任技術者の年収はどれくらい?
電験3種の資格が取得出来れば、電気主任技術者として仕事をすることが可能となりますが、そもそも電気主任技術者ってどれくらいの年収がもらえるか気になるところじゃないでしょうか?
電タクも電験3種の資格を取ってからというものの、求人/転職サイトを色々と徘徊しておりますので、ある程度の年収相場は把握しております。
とゆうわけで、その辺のリサーチした内容を踏まえて電気主任技術者の年収話を書いていきたいと思います。
「メチャクチャ給料がイイ!」って訳ではない
いきなり期待を裏切る話から入りますが、電気主任技術者として正社員で働く場合についてですが、年収としては大体400~500万円あたりが相場となってます。
もちろん、電験2種以上を条件に挙げている企業であれば、+100万円くらいはベースが上ってきますが、まぁ、基本的には日本のサラリーマンの平均収入くらいに落ち着くかと思います。
苦労して電験3種の資格を取った割には、「こんなもんかよ!?」とも思えなくもないですが、どちらかと言えば電気主任技術者の収入のポテンシャルを発揮するのは、独立して働き出してからだと言えます。
独立して個人事業主として働いた場合の年収は?
「独立ってことは、自分で営業もしないとダメだしかなり大変なのでは?」と私も最初は思ってたのですが、最近では民間の電気保安会社も増えてきており、業務委託という形で個人事業主に対して仕事を斡旋してくれるところが増えてきております。
簡単に言えば、電気保安会社が営業や仕事の仲介までやってくれるので、あとは保守・点検業務をこなせば案件に対する報酬が頂けるって感じです。
感覚的には正社員として働く場合とほぼ一緒と言えます。
で、どれくらいの収入が見込めるかなんですが、委託元の電気保安会社の定める金額や受け持つ設備数、電力量にもよりますが、だいたい月50万円前後、年収にして600万円くらいにはなります。
収入だけで言えば、ちょっと条件のイイ企業で電気主任技術者として働いた場合とそんなに変わらないようにも見えますが、独立して働く場合の最大のメリットとして挙げられるのが実働日数を自分でコントロール出来る点です。
ある程度スケジューリングされている案件もあったりしますが、ほとんどが本人とユーザー様との間で保守点検の日程調整をして決めるため、極端な話、1ヶ月のうち2週間だけ働いてあとの2週間は休みといったことも可能となります。
それでいて、年収については600万円前後は安定的にキープすることが出来ますので、時給換算したら正社員で働いた場合の倍、もしくはそれ以上になってきます。
企業で働く期間は修行だと考えれば気が楽
独立すれば時間とお金が手に入るので、それなら迷わず独立!と行きたいところですが、電気主任技術者が業務委託として仕事を請ける場合、実務経験の条件が絡んできます。
実務経験年数に関しては、電験3種持ちで5年、電験2種で4年、電験1種で3年必要になってきます。
なので、電気主任技術者としての経験を積まないと独立することが出来ない為、業務未経験の方は必然的に経験が積める企業に属して働く必要があります。
電気主任技術者として働く方が皆、独立を目指しているという訳ではありませんが、5年間の実務経験を積めば理想的な生活を手に入れる権利を得ることが出来ますので、後々のことを考えれば就職・転職に関しても年収条件以上に「電気主任技術者としてしっかり修業が積める企業」という観点で探すほうがよいと判断出来ます。
電験3種取得後の人生の進め方は人それぞれだと思いますが、ここの記事に書いたようなストーリーを描くことも十分可能ですので、参考にしていただけると幸いです。
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