【電験3種受験生必見!】選択肢で迷った場合に活きてくるデータ
電験3種に限った話ではありませんが、テストなどでいくつかの選択肢の中から正解を選ぶ場面では、往々にして「3択まで絞れた」「正解は2つのうちどちらか」といったことがよくあると思います。
時間ギリギリまで迷った挙句、最後は勘を頼りに解答をし、正解は選ばなかったほうでした、ってことが試験あるあるとして確立しているのも事実としてあります。
特に電験3種の試験に関しては、オール5肢択一の試験なので、場合によってはこういった局面のオンパレードと言っても過言ではないでしょう。
※まぁ、そうならないようにするのがベストですが。
電タクも電験3種の受験勉強時にはこういったことで非常に頭を悩ませてた時期があり、何か攻略の糸口がないかを真剣に考えておりましたが、あることに気付きました。
「各選択肢の正解数の統計を取れば何か見えてくるのでは?」
この時点では手探りだったのですが、とりあえず本試験の過去10年分の正解選択肢を書き出して表にまとめたところ、なんとなくではありますが法則的なものが見えてきました。
ここでは、その当時の考え方をもとに最新の情報に焼き直したデータをもとにどういった法則があるかを解説していきたいと思います。
あくまでも個人的にそう思っただけなので、信じるか信じないかはアナタ次第!とさせてください <(_ _)>
過去10年分の正解選択肢の統計データ
さっそくですが、平成17年度~26年度までの電験3種本試験での正解選択肢の統計データをご紹介します。
数字ばっかりで、かなり見づらい表ですが、一応以下のルールでまとめてます。
- 各年度/科目別/AB問題ごとの正解選択肢の出現回数をカウント
- 正解選択肢が3回以上出現したものについてはピンク色セルにしている
- 正解選択肢が5回以上出現したものについてはピンク色セル+太字にしている
- 一番上の平均値欄は、過去10年間分の科目別/AB問題ごとの正解選択肢の平均出現回数を計算して出している
- 一番上の平均値欄にて、出現回数の多いもの上位2つは赤色文字としている(2位が2つあるならそれも含めて赤字にしている)
この統計データから見えてくる情報
切り口によっては様々な見解を得ることが出来ますが、電タク的に着目したポイントを挙げておきます。
①各科目毎の特定の選択肢が選ばれる最大数と最少数
上記の表からは少し読み取りにくいのですが、各科目毎の選択肢(1)~(5)の正解数の最大数、最少数をまとめると以下のようなデータで表すことが出来ます。
ここで着目したいのが、各選択肢が選ばれた最少回数の数値です。
理論で言えば、選択肢(4)(5)は過去10年の試験の中で最低2回は選択されている結果となっており、逆を言えば選択肢(4)(5)の選択回数が2回未満だった場合は、どこか間違っている可能性が極めて高い、ということが言えます。
なお、B問題に関しては問題数そのものが少ないため、統計を取るには少々不十分なところがありますが、各科目で最低1回は選択されている選択肢が少なからず1個はあるため、これは重要なヒントになってくるのでは?と推測できます。
各科目毎の最低選択回数からの考察
- 理論A問題
- (4)(5)は最低2回は選ばれている
- 理論B問題
- (1)は最低1回は選ばれている
- 電力A問題
- (2)~(4)は最低1回は選ばれている(傾向は見えにくい)
- 電力B問題
- (2)(3)は最低1回は選ばれている
- 機械A問題
- (1)は最低2回は選ばれている
- 機械B問題
- (2)(3)は最低1回は選ばれている
- 法規A問題
- (1)(2)(4)(5)は最低1回は選ばれている(傾向は見えにくい)
- 法規B問題
- (2)は最低1回は選ばれている
②選択肢そのものの偏り
①では最低回数に着目した見解を挙げさせていただきましたが、10年分の統計データの平均値を見ると、そもそも選ばれやすい選択肢、選ばれにくい選択肢というのも傾向として見えてきます。
※もう一度平均値のところだけ抜粋した表を貼っておきます。
B問題は問題数の影響で平均値にしてみると、それほど大きな差が見れませんが、多少の傾向は掴めると思います。
A問題に関しては、科目毎で選択される解答に結構大きな差がありますので、これは大きなヒントになってくるでしょう。
※理論と電力は(5)に答えを持ってくることが多い。問題作成者の好みか(笑
で、先ほどの①の見解と、この平均値のデータをもとにまとめた考察は以下となります。
各科目毎の最低選択回数、平均選択回数からの考察
- 理論A問題
- (4)(5)は最低2回は選ばれている
- (4)(5)は3回以上選ばれている可能性が高い
- (1)は選ばれている可能性が低い
- 理論B問題
- (1)は最低1回は選ばれている
- (1)(3)(4)は選ばれている可能性が高い
- (5)は選ばれている可能性が低い
- 電力A問題
- (2)~(4)は最低1回は選ばれている(傾向は見えにくい)
- (3)(5)は選ばれている可能性が少し高い
- 全体的に解答の偏りは少ない
- 電力B問題
- (2)(3)は最低1回は選ばれている
- (2)(3)(4)は選ばれている可能性が少し高い
- (1)(5)は選ばれている可能性が低い
- 機械A問題
- (1)は最低2回は選ばれている
- (1)は3回以上選ばれている可能性が高い
- (2)(3)は選ばれている可能性が(1)の次に高い
- 機械B問題
- (2)(3)は最低1回は選ばれている
- (2)(3)(4)は解答として選ばれている可能性が高い
- (5)は解答として選ばれている可能性が低い
- 法規A問題
- (1)(2)(4)(5)は最低1回は選ばれている(傾向は見えにくい)
- (2)(4)は解答として選ばれている可能性が高い
- 法規B問題
- (2)は最低1回は選ばれている
- (2)(4)は解答として選ばれている可能性が高い
- (1)は解答として選ばれている可能性が低い
どうでしょうか?
この辺りまで情報を集約すると、運任せな部分もちょっと法則的なものがある風に見えてきたかと思います^^
※無理やりな感も否めませんが、電タクはそう信じてます(キリッ
まとめ
あくまでも過去の統計をもとに分析したデータとなるため、次の試験でありえないような選択肢パターンになってしまうと、統計データもガラッと変わってしまうことも考えられますが、まぁ、その可能性は極めて低く大体この記事で書いてるような選択肢の傾向になってくるんじゃないでしょうか?(と、信じてます。。)
出来ればこんなデータを使わずに自力で正解を導くようにしたいところですが、合格のボーダーラインが6割の試験であることを考えると、合格者でも4割近くの問題でヤマカンでの解答を強いられる可能性があります。
なので、その解答精度を少しでも上げれるよう、この記事のデータが活かされることを切に願っております^^
余談
- ヤマカンで解答をした場合、決めるのは自分自身であるため、間違った時の精神的ダメージがかなり大きいですが、統計情報をもとに解答をした場合は、自分以外の責任(統計情報の責任)になるため、間違った場合も少しだけ精神的ダメ―ジが和らぎます^^(統計情報を選んだのは自分自身なので、責任レベルはあんまり変わんないか?)
- 記事の冒頭でも書かさせて頂きましたが、あくまでも電タクが勝手に過去のデータを分析して傾向を出しているに過ぎないので、未来の試験に対する保証は一切ありません。(ココ大事!)
このデータを信じるか信じないかはアナタ次第なので、取扱いには十分注意してください。 - 万が一、このデータを使う場合は、記事をブックマークして、試験直前にスマホでサラッと解答番号を暗記して、開始直後に答案用紙の端にでもメモしておけば吉。
- 実は、ここに書いている情報については、以前、電験3種関連の別のサイトでアップしたことがあったのですが、情報が少し古かったのでリメイクして本ブログにアップしております。
※他人のコピペではなく、自分が書いた記事のコピペと言えば正しいのかな?まぁ、とりあえずオリジナルっす!
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