平成30年度(2018年度)電験3種試験の合格発表!各科目合格点/合格率のまとめ
どうも、社畜無双の@電タクです。
待ちに待った平成30年度電験3種試験の合格発表が先週の金曜に試験センターより発表されましたがいかがでしたでしょうか?
ツイッターを見てると以下のような合格の歓喜に満ち溢れたツイートがたくさんタイムラインに並んでましたので、まぁツイッター民は非常に優秀な方が多い感じとお見受けします。
電験三種合格マン!💮 pic.twitter.com/gHo6Tkajue
— 広江 克彦 (@eman1972) 2018年10月22日
第三種電気主任技術者試験に合格!3年間の努力が報われた!
マキブオンで少佐になった時と同じくらい嬉しい! pic.twitter.com/Q5ain4SeeR— 議長服 (@Gichouhuku) 2018年10月22日
電験三種受かってたー! pic.twitter.com/JeuCbmqimK
— satoru (@stnkh2) 2018年10月22日
で、先週金曜の合格発表後にすぐにブログの記事としてアップしようと思ってはいたんですが、冒頭の挨拶のとおりココ最近、社畜活動が活発化していた影響で結果発表から3日ほど経った現在、やっとまとめれる状況となった次第であります。。
とりあえず例年のごとく電験3種の試験結果を掲載しつつ、以前のアンケート結果記事と比較してどれくらいズレがあるのか?ドンズバで的中していたのかを見ていきたいと思います!
↓↓↓アンケート結果のまとめ記事はこちら
平成30年度 第三種電気主任技術者試験の結果情報
理論 | 電力 | 機械 | 法規 |
---|---|---|---|
55.00点 | 55.00点 | 55.00点 | 51.00点 |
受験者 | 合格者 | 合格率 | 科目 合格者 | 科目 合格率 |
---|---|---|---|---|
42,976人 | 3,918人 | 9.1% | 12,335人 | 28.7% |
科目 | 受験者数 | 科目 合格者 | 科目 合格率 |
---|---|---|---|
理論 | 33,749人 | 3,906人 | 11.6% |
電力 | 35,351人 | 6,303人 | 17.8% |
機械 | 30,656人 | 4,234人 | 13.8% |
法規 | 33,594人 | 2,208人 | 6.6% |
なお、合格者の受験番号検索も公開されてますので、正確な合否の確認はこちらで可能です!
結果データから見る今年の電験3種の難易度
全体の合格率が9.1%と去年(平成29年度)の8.1%よりも高くなっており、4科目合格者数も去年の3,698人から3,918人と200人強合格者が増えている結果となっております。
が、特筆すべきは今年の法規の合格点が51点とかなり低い点数となっており、6年前の平成24年度試験で法規の合格点が51.35点だった時以来の低い合格点となってます。
しかも、この低い合格点であっても科目合格率が6.6%と他3科目が10%以上だったことを考えるとかなり難易度が高かったのでは?と推測されます。
※これ普通に法規の合格点が55点だったら全体の合格率が相当下がったんでしょう、、
ちなみに去年と今年の科目合格率の比較結果は以下となってます。
科目 | H29科目 合格率 | H30科目 合格率 | 傾向 |
---|---|---|---|
理論 | 15.5% | 11.6% | 難化 |
電力 | 9.1% | 17.8% | かなり易化 |
機械 | 11.6% | 13.8% | 変わらず |
法規 | 9.3% | 6.6% | 難化 |
ただし、上記の比較を見てみると法規の難化以上に電力の科目合格率が倍近く上がっているため、全体の合格率が去年より良いって結果になってるんだと考えられます。
まぁ、ラスト電力のみって方は今年はボーナスタイムだったって感じでしょうか。
※法規残しの方は、、まぁそういうことです。。
結果予想アンケートとの比較
で、最後に電験3種の本試験後に集めていたアンケートから導いた電3ナビとしての結果予想と今回のリアル結果を突き合わせて見ようと思います。
科目ごと難易度/合格点予想
- 理論:やや難/55点
電力:並/55点
機械:並/55点
法規:やや易/55点(ワンチャン58点)
予想合格率
ズバリ!今年の電験3種試験の合格率は何%と予想?
- 1%未満 (0%, 0 票)
- 1%台 (1%, 2 票)
- 2%台 (1%, 2 票)
- 3%台 (1%, 2 票)
- 4%台 (1%, 2 票)
- 5%台 (2%, 4 票)
- 6%台 (3%, 6 票)
- 7%台 (14%, 29 票)
- 8%台 (36%, 77 票)
- 9%台 (20%, 42 票)
- 10%台 (17%, 36 票)
- 11%以上 (6%, 12 票)
投票数: 214
全体の合格率は、まぁイイ線行ってるんじゃないかな?という感じではあります。
科目ごとの比較については、理論、機械は概ね予想結果通りとなっておりましたが、電力、法規は大外れな結果となってました。。
(何ワンチャンってバカジャナイノ、という声も聞こえてきそうですが、、)
まぁ、法規については言い訳をしますとですね、アンケート結果としては難しい寄りの回答がそこそこ多かったのは事実なんですが、、
【法規】の難易度はどうでしたか?
- かなり易しかった! (4%, 10 票)
- やや易しかった (13%, 34 票)
- 普通 (31%, 81 票)
- やや難しかった (39%, 103 票)
- 鬼畜難易度! (14%, 36 票)
投票数: 264
TACの酒谷講師の法規全体講評が「かなり易化」なコメントだったので、それに乗っかった格好となります。
■TAC 酒谷講師 法規全体講評
今年の法規は、例年に比べて基本的な問題が多く、合格率が上がるのではないかと予想しています。
※一部抜粋
はい。もう人のせいにしますw
というわけで、来年は資格学校の講評は一切無視してて受験生の生の声のみの結果予想をやろうかと思いますので、本試験後にお時間のある方はぜひ本ブログを覗いてやってください!
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近年合格点が55点以下になることも増えて、
各科目の合格率も減少していますが、
近年の若年技術者の知識が減ってきているというニュースや、
3種は比較的若い人が多く受験することも考えると
少し心配になります。
自分は合格点が下がって嬉しいのですが、
よくよく考えるとこれから先、
3種レベルの施設で事故が起きないか少し不安です。
受験者数はやや減少傾向にありますが、合格者数はそこまで大きく変化はないので、相対的に見ると「ちょっと甘くなってる?」とも見えなくはないですね。
ただ、入り口(資格取得)を広げないと今後の電気管理技術者の減少を緩和出来ないってのもあると思うので、まぁ、なんとも歯がゆい状態なんだとは思います。
事故リスクを減らすには、人手で行ってたことをIOT技術などを導入し自動化するなどして、なるべく人によるオペレーションを減らしていくのが良さそうな気がします。