電験3種の試験対策を効率よく行うための科目順
電験3種には試験科目として理論/電力/機械/法規の4科目ありますが、試験対策を行う場合、どの科目から行うかは結構な悩みどころだと言えます。
まぁ、どれからやろうが最終的に4科目の内容が理解出来ればいいんですが、各科目同士で似かよった内容も結構ありますので、手を付ける順番によっては効率よく学習を進めることも可能です。
そこで、本記事ではそれぞれの科目の特性を踏まえて試験対策を行う順番を解説したいと思います。
各科目における相関関係
電験3種の試験科目に関しては、以下のような相関関係があります。
科目間のつながりとしては理論を軸に、各科目にその要素がちりばめられている構図となっておりますが、特に
- 理論 ⇔ 機械
- 電力 ⇔ 法規
の関係性が強くあると考えられます。
「理論 ⇔ 機械」の部分に関しては、直流/交流回路に関する知識は両科目で必須なので、機械の学習をする前に理論でみっちり仕上げておく必要があり、「電力 ⇔ 法規」では、法規の計算問題の内容が電力で出題される内容の派生になるので、電力での計算問題の理解は必要不可欠になってきます。
試験対策をする順番
上記の相関関係を踏まえて、試験対策をする科目順とそのポイントは以下の感じになります。
①理論 | 電験3種の根幹となる科目なので何をおいてもまず最初に手を付けるようにしましょう。 |
---|---|
②機械 | 理論の知識が薄らぐ前に機械を着手。ただし範囲が広く難易度も高いので最初は状況に応じて読み飛ばすのもアリ。 |
③電力 | 理論、機械に比べたらやさしめなので、学習はしやすい。初期のころに暗記系の学習をしても記憶がもたないので最初は計算問題中心に学習を進める。 |
④法規 | 電力の計算問題の感触があるうちに法規の計算問題をこなす。こちらも暗記系は後回しにする感じでよいでしょう。 |
全体を通して言えることですが、関連の強い科目同士を前後に配置して、なるべくそれまでに憶えた知識、考え方を生かしながら学習を進めるやり方が一番効率が良いと言えるでしょう。
ちなみに管理人の場合は、早い段階で機械の学習をすることに抵抗があった(てゆうかパッと見で難易度が高く心が折れると判断した)ので、初期学習では一番最後にしてました。。
まぁ、その辺はある程度好みで変えても何ら問題のない部分なので、ケースバイケースで組み立てていきましょう。
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