電験3種の合格点は毎年変わる?
電験3種は、基本的にはいずれの科目についても60点以上得点することが出来れば合格となりますが、その年の試験難易度によっては合格点が60点以下になることが多い状況となっております。
では、具体的にどういった感じで合格点が変化しているのかを確認するべく、過去10年間の電験3種の各科目の合格点を一覧とグラフにまとめてみましたので見ていきましょう。
※平成18年度より点数形式に変更
■電験3種の過去10年間の各科目の合格点推移
易化の次年度は難化?
平成17年を除けば、大体各科目で合格点の上下が5点前後動いていることが見て取れますが、傾向として言えるのが、易しかった年度の次の年は合格点が低くなる、つまりは難化しているように見受けられます。
ただし、平成21年以降の合格点推移は不規則なになってますので、一概にはそう判断出来ない?といった感じでしょうか。
機械はここ10年で55点を越えたことがない
各科目が時折、合格点が60点になる年があるなかで機械だけは55点を越えたことがなく、年度によっては40点台の時もあったりします。
やはり、4科目の中で純粋に難易度が高い科目とも言えますので、合格点を他科目より低めに設定して帳尻を合わせているように見えますね。
この傾向を踏まえると機械は55点取れば基本的に合格する、といってもよいでしょう。
合格点の小数点以下の数字の意味って・・・
非常に気になるのが、合格点の小数点以下の数字。
電験3種の設問ごとの配点が、5点、6点、7点の3種類しかないので、合格点に小数点が混じることは基本的にあり得ないんですが、これは謎以外なにものでもないですね。
てゆうか、合格点が55.01点とかだったら間違いなく試験センターに抗議の電話が殺到しそうですね。
60点なくてもチャンスは十分アリ!
電験3種の合格ボーダーは60点と一般的には言われてますが、こうして見てみると年度によっては50点台でも十分チャンスがあると言えるでしょう。
実際に管理人が受験した平成24年度の試験については4科目中3科目が自己採点で50点台(理論:55点、電力:65点、機械:55点、法規:58点)という結果でしたので、試験日から試験結果発表までの1ヶ月ちょっとはハッキリ言って何も手に付かない期間を過ごした覚えがあります。
まぁ、60点とれば文句ナシで合格なので、これから受験される方はそこを目指して頑張るようにしましょう!


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