【電3ナビ的レビュー】<新旧比較>4年ぶりに翔泳社アカデミーの資料請求をしてみました!
当ブログでは電験3種の人気資格講座の解説レビューをひっそりとアップしておりますが、その中でも翔泳社アカデミーの記事については、結構初期の頃(約4年前)にアップしておりました。
↓↓↓翔泳社アカデミーのレビュー記事
まぁ4年も経てば色々変わるもんで、完全に前の情報が陳腐化したってのもあり、内容をアップデートする意味を込めて最新の講座パンフレットを仕入れてみました。
なお、奇跡的に以前の講座パンフレット(封筒ごと)も残ってましたので、ネタついでに新旧比較をしながらどのあたりがどう進化しているのかをひも解いていきたいと思いますので、一緒に見ていきましょう!
まず封筒の中身を比較
とりえあず一旦封筒の中身を全部出してみて、新旧での見比べ。
旧版については、講座解説用の冊子が1つにあとは特徴の書かれたA4の紙が6枚ほど入っておりましたが、新版数ではA4紙での特徴解説が冊子タイプになっており、以前のものよりもスッキリした感じになってました。
なお、なんとなくガイダンスDVDのラベルが気になったのでこっちも新旧比較。
旧版はサザ◯さんに出てくる新キャラのようなイラストでしたが、新版では翔泳社アカデミーのホームページとかでもよく見るキャラ(名前は不明)にモデルチェンジしてます。
で、新旧変わらずなのは“電気系資格でよく使う単位一覧付きクリアファイル”。
コレ欲しさに翔泳社アカデミーの資料請求をしたって人も少なくはないとは思いますが、4年経った現在も受験生の心をくすぐるグッズとして健在です。
てか、外観についてはたいして話すこともないので、本題の講座の中身に行ってみましょう。
教材内容を比較
スマホだとやや画像が見にくいかもしれませんが、遠目で見ても分かる違いとして「テキストがフルモデルチェンジされている」点です。
旧版のパンフレット内に使用テキストの解説構成までは載っていなかったため、ひょっとしたら表紙だけが変わってる可能性もありますが、ここまで変わってたら中身も変わってる(はず)と思います。
で、教材構成について、新旧で並べて比較してみましたので、以下で確認してみましょう。
※大は小を兼ねるという意味で新旧講座ともに最上位コースで比較
旧版 | 新版 |
講座案内 | |
ナビゲーションブック <全1冊> | GuaidanceBook <全1冊> |
基本テキスト | |
数学、理論、電力、機械、法規+別冊 <全6冊> | 数学、理論、電力、機械、法規 <全5冊> |
問題集 | |
応用力アップ問題集 <全1冊> | 応用問題集 <全1冊> |
補強教材 | |
なし |
<全3冊> |
講義教材(DVD) | |
<全24枚> |
<全27枚> |
直前対策講習 | |
2日間×2回(2年) ※7月にネット配信 | 2日間×2回(2年) ※7月にネット配信 |
旧版/新版で書籍名が異なってるだけのものについては、同等と考えて明らかに差があるものについて赤字にしてみました。
で、旧→新で大きく変わってる点としては、以下となります。
補強教材がかなり充実した
以前は補強教材自体がなかったため、かなり分かりやすいポイントとなりますが、追加されている教材については翔泳社アカデミーから市販向けに出版されている教材となってます。
計算ドリルについては、数学のメインテキストこなしきれない演習をこっちのドリルでやっていくようなイメージだと思います。
管理人も実際に数学の知識がほぼゼロの状態からスタートしてたのもあり、数学の公式や理屈を読んでるだけだとなかなか覚えられなかったのもあって、ガッツリと計算問題をやってたもんです。
こういう書き込み式で演習しまくれる教材があると下地作りのスピードアップに繋がるかと思います。
あと、この公式集も本屋さんで読んだことありますが、結構コンパクトだったんで常にカバンの中に忍ばせておいて、電車の中とかで読むのに適してそうです。ただし、表紙が真っ赤なので恥ずかしがり屋さんは適当にブックカバーでもしておきましょう^^
「機械」の講義時間が1.5倍になっている
電験3種の中でも最難関科目(年度にもよりますが)に位置する機械なんで、「他の科目と同じ時間じゃ無理!」となったのかどうかは不明ですが、講義時間が4年前から1.5倍の18時間にパワーアップしてます。
機械は計算問題も結構難解ですし、理論と違って論述問題もそれなりにあるため、他科目と一線を画している扱いになっている点は「わかってるね~」という感じでしょうか。
オリジナルカリキュラムをしっかり構築している
こちらは教材比較の話とは少しズレますが、新版のパンフレットに度々”オリジナルカリキュラム”という言葉が出てきておりますので、翔泳社アカデミーのかなりの推しポイントであることが伺えます。他の資格学校の場合、オリジナルテキストの表現を使うことは結構多いですが、カリキュラムを推すのはそこに確かな自信があるってことなんでしょうね。
確かに電験3種の試験は学習範囲がかなり広いので、やみくもに勉強するだけでは各科目の合格ボーダーをクリアするのは至難のワザなんで、指導実績にもとづいた学習カリキュラムで勉強出来るってのはそれだけで合格に一歩近づいたとも言えるでしょう(もちろんやらないと二歩も三歩も下がることになりますが、、)
ちなみに、パンフレットではこのオリジナルカリキュラムに沿って作成されたテキストに関する解説も2ページほどですが掲載されてます。
講師陣やサポート内容を比較
では、その他の講義担当講師やサポート内容について、新旧の比較をしていきます。
先ほどと同様に表にまとめてみましたので、まずはこちらをご覧ください。
旧版 | 新版 |
各科目の担当講師 | |
|
|
Eラーニング環境 | |
なし |
※両方ともにスマホでの利用可 |
電話サポート | |
12ヶ月間回数無制限 水曜~日曜 11時~20時 (月・火・祝祭日 休み) | 12ヶ月間回数無制限 月曜~金曜 11時~19時 (土・日・祝祭日 休み) |
メールサポート | |
24ヶ月間回数無制限 ※FAXも可能 | 24ヶ月間回数無制限 ※FAXも可能 |
教育訓練給付制度(指定講座) | |
DVDフルサポートコース |
|
大きく異なる点としては、映像講義がEラーニングシステム:Learning Campusで視聴出来る&クイズ形式で公式や要点の学習が出来るEラーニングシステム:Point Check!の2つのEラーニング環境が整っている部分だと言えます。
まぁ、翔泳社アカデミーの映像講義と言えば今までDVD一択だったのが、時代の流れなのかDVD/Eラーニング(Web視聴)、もしくはその両方で選べるようになった点はかなりの進化と言えるんじゃないでしょうか。
あと、細かい部分で言えば、講師陣がほぼ総入れ替えとなっており、特に「早川 義春」講師は結構有名で、当ブログで紹介している市販テキストの「よくわかるシリーズ」「やさしく学ぶシリーズ」などの著者でもありますので、電験3種受験業界ではかなりの指導実績がある方だと思います。
サポート関係については、内容自体そこまで変化はありませんが、電話サポートについては微妙に応対してもらえる曜日と時間が変わってますねぇ。
受験生側の立場で言えば土日にガッツリ勉強することが多いので、やっぱここは窓口を開けてほしいって感じですが、そもそも電話サポート自体、贅沢な話ではあるので、まぁ、イイっちゃイイでしょう。
そして最後に、教育訓練給付制度の対象講座が以前は1コースのみとなってましたが、新版では3コースが対象となってます。
てゆうか、新版は3コースのラインナップとなってるので全部が教育訓練給付制度の対象講座ということになります。
それなりに覚悟のいる受講料となってますので、制度が利用できる方は非常にありがたいですね。
進化していたポイントまとめ
翔泳社アカデミーの電験3種講座の4年前/現在の新旧比較をざっとしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
電験3種の場合、一応、電気事業法などの法改正で多少は内容が変わる部分がありますが、試験に大きく影響するようなことはないため、資格講座のテキストやカリキュラムもずっと変わらないところも多いかと思います。
まぁ、その中で4年間の間に色々と手を加えているあたりは、かなりちゃんとしている資格講座なんじゃないかな?と講座パンフレットからの情報ですが読み取れたかと思います。
というワケで、以下、翔泳社アカデミーの電験3種講座の進化部分のまとめです。
- これまでの指導実績にもとづいたオリジナルカリキュラムが確立されている(された)
- 補強教材として計算ドリル/公式要点集が新たに追加された
- 「機械」の講義時間が4年前から1.5倍にパワーアップ
- スマホでも学習できるEラーニング環境が新たに追加された
- 全コースが教育訓練給付制度の指定講座になっている
なお、本記事では、翔泳社アカデミーの講座パンフレットから情報をピックアップしてまとめておりますので、細かいカリキュラムの詳細や特徴については、翔泳社アカデミーの公式サイトから資料請求して、自分の目で見て確認するようにしましょう!
もれなく電気系単位一覧がプリントされてるクリアファイルもゲット出来ますので、もらえるものはもらっておきましょう^^
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